戸倉です。

2017年2月上旬ごろ。明日波が良さそう!と何人かの仲間から連絡が入り、待ち望んでいた氷点下でのサーフィンがはじまる。雪降る暗い朝、夜明け前のポイントを目指して、凍てつく道をドライブ。

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ニセコから2時間ほどのポイントへ到着。
気温氷点下7度、水温5度。

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胸肩の波が割れていた。

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家からスノーボード用のアンダーウエア、ソックスを履いた上にダウンを羽織って出発しているので、ダウンを脱いで、そのアンダーウエアのままドライスーツを着ることができる。氷点下の中でも着替えは楽ちん。

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俺たちは、パウダーを滑り終えたあとそのままスノーボードウエアにスノーブーツで来ることもある。アウターを変えるだけで、海と山を気軽に楽しんでいる。

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波打ち際まで積もる雪の中、頭の中は真っ白。

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ラインナップに到着。

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10分もすると風が変わり、雪が降り吹雪の中でのサーフィンとなった。とても乗りにくい波だったが、新しいドライスーツのおかげで、快適に楽しめた。

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仲間が俺のことをすごく大切にしてくれるので、頑張れる俺。

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この日は、1時間半ほどで終了。


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キュイーンと静まり返る凍てつく海。
2月の北海道。
誰も寄り付かない海。

その中で温かいドライスーツを身にまとい、真っ白な雪景色を見ながらサーフィン出来るこの空気感が好きで、気がついたら、35年近く通っていた。

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コンパクトな波だったけれど、壮大な山々の冬景色を眺めながら贅沢な時間を過ごせた。ヤッホー!!!

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寒い中、たくさんの写真をありがとう!rip!!!

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イタンキローカルとニセコの仲間。


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尻別川も凍ってしまうこの季節。

夏に基礎工事を行っていたgemtem showroomがオープンした。873A6770-AAD4-4515-B519-3BAF73263680.JPG

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北海道の楽しみのひとつに食いものがある。北海道でしか食べられない新鮮な食材が豊富にある。IMG_3249.JPG

獲れたてのホタテを美味しくさばいてくれる。貝柱と肝とヒモ。IMG_3255.JPG

にしんのお刺身。IMG_2569.JPG

絶品のごっこ汁。IMG_3208.JPG

ラム肉のしゃぶしゃぶも美味しかったなぁ・・・17D44B65-FE09-447F-BAD7-85AA7DA5E1C8.JPG

いつも美味しい料理をつくってくれるおさむくん、ありがとう!!!!IMG_2564.JPG

おさむくん、がっちゃんが採ってきた行者にんにく。

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左が採れたて右がピンクの皮をむいたもの。

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毎日食べてしまった行者にんにく。味噌をつけて食べるのが一番好き。

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美味しいつまみにお酒もすすむ。笑
雪で冷やすワインがまた美味しいんだ。

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この季節、山を滑りながら行者にんにくを採ってくるマコちゃんスタイル。最高!!!


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そのままBBQに。

洗わず、そのまま豪快に。笑A61A9BD9-EA13-4680-8110-ED9498FAE36D.JPG

ホルモンに行者にんにくを巻いて、美味しくいただきました。

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春の恵をもたらすアンヌプリ。

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羊蹄の湧き水は、格別に美味しい。

4月19日、みんなの噂通り波が立つ。D664D83A-6B2B-4193-B5DB-1FA15B04C1CA.JPG

朝3時に起き、一人車でポイントへ向かう。

セット頭オーバー。

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ニセコの仲間が何人か入っていた。すぐ着替え、パドルアウト。手こずる波だったけれど、何本か良い波に乗れた。

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この日は俺の誕生日。
還暦バースデーのメンタワイトリップ(HT)でもチューブをメイクした大きな思い出がある。665_dove_39_7900.jpg


今回も忘れられない誕生日となった。なんて幸せなんだろう・・・ライディング写真がないのが残念。

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こんな素敵な春のニセコ。だーいすき。

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ばんざい北海道!!!!

戸倉です。

2016年の8月25日〜9月1日北海道でのサーフトリップ。
台風コースにあわせて、毎年北海道へ通っている。かれこれ、35年は通っていると思う。

台風10号(ライオンロック)が発生し、例年にもれず北海道行きを決定。しかし、今回の台風は進路の様子がいつもと違っていた。

大洗港から出発予定が、このライオンロックの影響で数日欠航となる。

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大洗で足止めとなり、嵐の中急遽、新潟港を目指す。


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新潟港より乗船し、苫小牧に無事到着。
しかし、肝心な波はないので、sup nisekoのオームと合流し、SUPで遊ぶことに。
天気は快晴。

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ニセコから一番アクセスの良い、日本海で。

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海と山と空と空気。

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すべてが気持ちよく、大自然を感じられ解放される。

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ロケーションも最高です。

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波がなくても楽しめる北海道。

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最高!!!イエーイ!!!!

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ニセコのpowder companyへ移動。
夏のアンヌプリも綺麗ですよ。いつも一緒に遊んでくれるガッちゃん。

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みんなでBBQ。

翌日、ライオンロックの動きを見て、襟裳方面へ移動。

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波は、頭。

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たまに良い波が入ってきていた。
ところが、8月だというのに水温が異常に低く、ブーツにグローブ。

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冷たい水のなか、オームライド。
1ラウンドで終了。

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いつもキャンプしているポイントへ。

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変わったキノコが生えていたよ・・・

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なんていうキノコかな。

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ハードコアスノーボーダーであり、サーファーのアラタ。
今回東京から、北海道へ一緒に移動してきた。

一泊し、翌日道南へ移動。

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途中、浜厚真で仲間と待ち合わせ。
見て、この台風で水浸しのビーチ。

仲間と合流し、目的のポイントへ移動。

海のそばでキャンプ。波の音を聞きながら、眠りにつく。
翌朝、カモメが迎えてくれた。
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期待ハズレではあるもののセット胸肩で十分遊べそうな波。
夜明けとともに即入水。

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1ラウンド終え、再び入水。

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ちょっとサイズアップし、水中カメラマン(ふじおくん)登場。


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1日波乗りを楽しみニセコへ戻る。
gemtemショールームの基礎工事がはじまっていた。

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ショールームに立ち寄り、太朗くんにスノーブーツの新作を見せてもらう。

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前例にない動きをみせる台風ライオンロック。
はじめてくるコース取りで、仲間たちもどこにスウェルが入ってくるのか予測できずにいた。あるときは3チームに別れてポイントチェックをしていた。


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ライオンロックの影響は、いたるところで起きていた。

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我々サーファーにとっては恵のうねりとなるが、そうじゃない人たちにとっては、甚大な被害をうけている。この台風10号(ライオンロック)は、予想をはるかに超えた進路をたどっていた。

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オームの家の木もこのとおり・・・

8月29日〜31日に北海道へ接近、上陸こそしなかったが、東北を横断し日本海へ抜けるコースとなり、我々はそのうねりに乗ることができた。

とりあえず、ニセコに一番近い日本海のポイントをチェック。

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上から見ると腰腹に見え、長い板をチョイス。


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しかし、入ってみるとセット頭半の波。

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乗ってる二人は、たぶんオームとアラタ。
手前で巻かれちゃているのは、俺。笑

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まいった・・・。笑

みなさんも上からマジック、気をつけてください。


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ニセコのサーファーが一番よく通う日本海のポイントだが、この時期波があることは珍しい。


翌日ライオンロックは、日本海に抜け、いつもならヒットする日本海側ではなく、そのうねりはなんと噴火湾にある珍しい場所で、この波を見つけることができた。

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オーバーヘッドの三角波。


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レギュラーにもグフィーにも走れる波をみんなでシェア。


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たまたま居合わせた北の素人写真家、山田くんありがとう!

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ここの海岸に打ち上げられていたホタテを地元のおばさんが拾っていた、それを手伝ったアラタがホタテをゲット。ニセコに帰りみんなで一杯。


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採れたてのホタテとオームが持ってきてくれた鹿肉。良い波をシェアしたあとの美味しい北の恵に顔がほころびます。笑

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翌日、ライオンロックは消滅し、天気は快晴。
太平洋、日本海と別れてチェック。

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どちらも波はあった。俺たちは日本海をチョイス。

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良い波でみんなもにこにこ。

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1ラウンド終え、さらにこの笑顔。

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気がついたら、日が沈むまで波乗りをしていた。

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最後の最後までライオンロックのうねりに乗ることができて、大満足。

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後日、太朗くんが撮ってくれたウォーターショットの写真が一枚、送られてきた。
感謝。

I ♡ HOKKAIDO!!!

追伸:ライオンロックを追いかけた走行距離は、2500km。

氷点下のサーフィンへ続く・・・


坂本さん、のぶさんがスティするロスメンへ移動完了!

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庭が広く静かなロスメンです。
一泊25000ルピー(2500円)

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ベッドも広く、エアコンも完備。一人で快適に過ごせた部屋。

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今気がついたけれど、ベッドの下の写真なんなの???笑

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これから延長した5日間をこの3人で、過ごす。イェイ!!!
5日間延長した理由は、2つ。


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ひとつは、18歳からのサーフィン仲間、坂本昇との生活。
坂本さんとは1980年代のノースショアDOVE HOUSE以来のサーフトリップ。彼は何年か今はなきハワイのDOVE HOUSEに通い続けながら、ノースショアアタックを繰り返していた。今も現役バリバリのDOVEのライダーである。

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その当時の↑坂本さん(DOVE 20th ANNIVERSARY ISSUE 『END OF STORY』より)

もうひとつは、波が上がるという情報が入ってきたためである。

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しかし、肝心な波がない・・・

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毎日チェックに行くも腰腹。

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うーん・・・・

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波がない・・・笑

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あまりに波がないので、のぶさんの提案で、暗いうちから出発し、2時間走りポイントを移動。

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のぶさんは、2年前この島の横でブレイクするライトの波を当てたらしい。

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ところがどっこい、波はなかった・・・
ナシゴレンを食べながら落ち込むのぶさん・・・笑

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波がないので、町を散策。
とても美味しそうな干物を発見。

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このたこの干物を購入。
日本のくさやのような味と香りで、癖になるような味わい、美味しくいただきました。

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バンダアチェの町は、とにかく牛が多かった。
道路を歩く牛。昔のBALIを思い出した。

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いけてるフォルクスワーゲンを発見し、思わず、パチリ。

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ロスメンに戻りコーヒータイム。
のぶさんはいつも美味しくコーヒーを淹れてくれる。

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世界一高級なコーヒー「コピ・ルアック」をいただく、贅沢な時間。

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「おいち〜!!!!」

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懲りずに毎日波をチェックに行くも波はない・・・
とうとう明日帰国の日となってしまった。

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それでもお腹は減る。
3人でのランチは日課となり、おいしいアボカドジュースも毎日。

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あまりに波がないので、坂本さんのYOGAの技を見る。

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坂本さん、死ぬまで健康。恐ろしき・・・笑
今まだインドネシアにいる坂本さんが、納得のいくチューブを決められた時に、この時の動画をどこかで見ることができるしょう。お楽しみに。

坂本さんは、混雑するノースショアを捨て、今は1月から6月をBALIで過ごし、残りは八丈島で過ごしている。人生をかけて波乗りをしている俺の尊敬できる仲間の一人。

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帰る日の朝。
諦め気分でビーチへ向かうと数人のローカルが「波が上がってるぞ!」と声をかけてくる。

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ポイントに着くと1ラウンド終えた坂本さんと遭遇。

坂本さんはいつも頭の上にボードを載せている。バランス感覚が崩れないように頭に載せて歩いているようだ。片手でボードを持つ俺に「おまえ片手に持つとバランスが崩れるから、頭に乗せろ」と言っていたが、俺には無理。笑

一緒に波をチェック。
波を見てびっくり。4〜5fのレギュラーの波が綺麗に割れていた。
久々に心臓が震えた。

坂本さんは、すぐ戻るからとボードを変えにロスメンへ戻った。

俺はすぐにパドルアウト。

7〜8人のサーファーが入っていた。何本かテイクオフしたが、人が邪魔。すると坂本さんがサングラスをかけて、ラインナップに戻ってきた。俺に近寄り、耳元で「おい、おまえ俺に日本語で話しかけるなよ」と言われるも、「俺は日本語しかできないよ〜」と返す。笑

「いいか、セットが来たら、俺がブロックするから俺の前から乗っていけ!」と言われた。

そしてこの波。

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待ちに待った頭オーバーの波をゲット。超ストーク。

「坂本さん、ありがとう!!!!!!!涙」


これで帰れる。
パドルで戻るなか、かんきわまった俺は、自然と大声が出ていた。「イエ〜〜〜イ!!!」
ビーチにたどり着くとラインナップにむかい、頭を下げ無事波乗りを終えたことに感謝した。

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お世話になったロスメンで、みんなでパチリ。
ありがとう〜!

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スルタン・イスカンダル・ムダ空港をあとにし、ジャカルタ国際空港で、生ビンタン。
疲れた体にしみる・・・。バグース!!!!

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波のない日々の時間を坂本さん、のぶさんと過ごせたことがとても刺激的で、より最後の1本が神がかった波に感じた。久しぶりに新鮮なサーフトリップができたことに改めて感謝する。


延長した5日間は至福の時となった。